
<100周年ロゴ>
1926年6月12日、「日本アマチュア無線連盟(JARL)」が37名の会員により設立され、電文が世界に向けて発信されました。
“We have the honor of informing that we amateurs in Japan have
organized today the Japanese Amateur Radio League. Please QST to all stations.”
(本日、我ら日本のアマチュアは「日本アマチュア無線連盟」を結成せり。全局へ周知されたし。)
翌1927年9月には、日本初のアマチュア無線局と言われている「JXAX」が免許され、歴史が動き始めました。
2026年JARLは創立100周年、そして2027年には日本のアマチュア無線100周年という節目を迎えます。
この1年4か月を“祝賀期間”とし、JARLはもとより、メーカーや関係団体、全国の無線家と共にこの節目を祝い、次の100年への一歩を踏み出します。
私たちの目標は、過去を振り返るだけでなく、アマチュア無線という文化の未来を切り拓くことです。
<記念メッセージ>
退屈だから。
多くの人と簡単につながる時代となった。
テクノロジーの進化は、便利さという「あたりまえ」を 与えてくれたが、なにか物足りないと感じたことはないだろうか?
「あたりまえ」によって失ったもの、それは
手探りで切り拓く探求の道。普通ならあり得ない未知との遭遇。
そのワクワク感は、人の感性を揺さぶる根源的な喜びだ。
より遠くまで電波を飛ばしたい。
南極や宇宙と交信したい。
自らの技術を追究し、オンリーワンの機器を創りたい。
アマチュア無線が、
私たちに与えてくれるもの。
それは、不確実で、想像もできない
体験・未来だ。
さあ、日常を超える冒険へと旅立とう。
「あたりまえ」に与えられた価値なんて、
退屈でしかないのだから。

<100周年記念事業>
私たちは記念事業を通じ、アマチュア無線という⽂化の魅⼒を再発⾒し、その価値を次世代へつないでいく活動を展開していきます。