記念運用 (2026年6月~2027年9月)
記念運用とは
日本のアマチュア無線100周年を記念し、国内外の多くのアマチュア無線家の皆さんに楽しんでいただける特別な運用企画を実施します。この記念運用は、100周年記念事業の一環として行うもので、「わくわく、ドキドキしながら交信を楽しむこと」 を大切にしています。長年アマチュア無線を楽しまれている方はもちろん、比較的最近開局された方や、ハンディ機を中心に運用されている方にも、100周年ならではの交信体験をお届けしたいと考えています。
記念運用の全体像
運用スタイルの異なる局を組み合わせて運用を行います。これらを組み合わせることで、期間を通して楽しめる記念運用を目指します。
2つの運用スタイル

公募局(主に固定局)
公募局は、既存の個人局の設備を活用して行う記念運用です。国内だけでなく海外局との交信も含め、幅広いバンド・モードでの運用を想定しています。
- HF帯や6m帯を中心とした運用
- 国内外の多くの局と交信できる体制
- CW・SSB・デジタルモードをバランスよく活用
- 電子ログによる運用記録
公募局による運用を通じて、全国すべての都道府県との交信(WAJA)を楽しんでいただける機会を提供します。
イベント局(主に移動局)
イベント局は、各地で行われる地方本部や支部のイベントや行事にあわせて運用を行う局です。イベントに参加することでハンディ機など比較的シンプルな設備でもすべてのJARL局と交信できる運用を想定しています。
- VHF/UHF帯を中心とした運用
- イベント会場や屋外での移動運用
- 初心者の方や体験的な交信にも配慮した運用
イベント局は、地域ごとの特色や行事にあわせて柔軟に運用される予定です。
運用期間について
記念運用は、以下の期間を予定しています。
- 2026年6月 ~ 2027年9月
期間中は、一定期間ごとに運用局を入れ替えながら運用を行い、後半には地域やバンドに関するリクエストに応じた特別な運用を行うことも検討しています。
※具体的な運用スケジュールは、決まり次第、本サイト等でお知らせします。
公募局による運用について
※以下は、公募局として記念運用にご協力いただくことを検討されている方向けの内容です。
公募局応募条件
- JARL会員である個人局とします
(公募締め切りまでに入会手続き完了者は応募可能です) - 記念運用の趣旨をご理解いただいたうえでの運用をお願いします
- 公募局は海外との交信も含めてSSB.CW,デジタルのすべてのモードで十分対応できる必要があります
公募局へのお願い
- 期間中の運用計画は事前に策定しWeb等で運用者を含めて公表します
- 運用計画は諸事情で変更する場合がありますのでご協力願います
- ログは例外なく電子ログ対応とし、各自LoTW・CLUB LOGに対応できることが必要です
- 複数の運用者による運用や、リモート運用に対応できる局のご協力も想定しています
- QSLカードについては別に定めるルールに従うものとします
公募局免許申請
- 公募局はすでに免許されている個人局の「設備共有」の形で開局申請を行います
- リモート運用を届け出ている個人局は、その範囲で申請可能です
- 使用する無線設備は応募時点または免許申請時点で所有している免許の内容と合致している必要があります
免許申請は原則として各公募局において申請書および必要書類の作成をお願いします。各総通への申請は、JARLが行います。
(申請書作成手順は別途公募局に選定された方にお知らせします)
公募書類提出のお願い
公募局の選定や運用計画の検討にあたり、公募調査票のご提出を2026年1月31日までにお願いします。調査票の提出をもって応募とさせていただきます。
選考結果は2026年2月のJARL理事会後にお知らせします。
1月31日以後も応募がなかった都道府県については引き続き公募を継続させていただく予定です。
- 運用可能なバンド・モード
- 運用可能な時間帯
- 設備や運用形態についての情報
※公募局調査票でいただいた情報は、記念運用局の選定、選定後の計画・調整の目的に必要な範囲で、JARL内で使用致します。また、無線局免許の取得に必要な範囲で各総合通信局に提供します。運用が始まった後、運用計画において、運用地(市郡のレベルまで)及び運用者を公表します。QSLカードの発行が完了した時点で収集した個人情報は全て削除します。ご質問は
jarl100_unyoアットマークjarl.org (アットマークは@に修正してください)までお願いします。
今後の情報について
記念運用に関する詳細な運用計画や参加方法については、決まり次第、本サイトにて順次お知らせします。
日本のアマチュア無線100周年という節目を、多くの皆さんと一緒に楽しめる企画にしていきたいと考えています。
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